「ホワイトデー」 TV露出における傾向(去年・2か月比較)
露出数は増加傾向で3月初旬から始まり、ホワイトデーの2、3日後まで露出
「ホワイトデー」について2016年の前月を含めた2ヵ月のTV露出推移について表したものが下記になる。
3月初旬から始まった露出量はホワイトデー当日の3/14にピークに達し、バレンタインが当日よりも前にピークを迎えていたことと比較すると、露出の波の傾向がバレンタインとホワイトデーで少し異なることがわかる。
露出内容としてはバレンタインと同様にホワイトデーに渡すスイーツ特集などが割合としては多いが、女性がバレンタインのお返しをもらったときの“調査結果”を基にした露出も見受けられ、冒頭で紹介したような実態を明らかにする内容に注目が集まる傾向にある。
「ホワイトデー」 SNS露出における傾向(過去2年・2ヶ月比較)
露出はやや減少傾向で2月下旬から3月下旬まで発信
2016年と2015年の前月を含めた2ヵ月のSNS露出推移について表したものが下記になる。
露出はやや減少傾向ではあるが、露出が最大化したピーク時のインパクトは2016年のほうが2015年を上回っている。
露出内容としてはTwitterでは「ホワイトデーのお返しの意味:キャンディ、クッキー、マシュマロなど渡すお菓子によってそれぞれ意味が込められている」といったホワイトデーのお返しの内容に関するツイートが多くみられた。ホワイトデーに何をあげるべきか、どんなものをもらったのか、といった内容についてのツイートも多くみられることからユーザーの興味は引き続きあることがうかがえる。また、Instagramではもらったお返しのプレゼントや経験の写真にハッシュタグ「#ホワイトデープレゼント」「#ホワイトデーお返し」を付けた投稿が目立った。
1985年生まれ、東洋大学出身。2008年水上印刷に入社。営業部にて劇団やメーカーなどのクライアントを担当し、幅広い印刷製品に携わりながら、2014年に結婚。
二子玉川エリア在住。一女にも恵まれ、2016年より在宅ワークスタイルにてSeason Trendsの編集長を務める妻兼母兼ワーキングウーマン。
主に、母親目線の一消費者として、働く社会人目線の一消費者として、季節催事に関わる消費トレンドを研究する。