バレンタインのキャンペーン・プロモーション
2016年事例
人それぞれのバレンタインへの関わり方が多角化していることに対して、誰のためのバレンタインなのか?誰に贈ることが適したプレゼントなのか?を明確にしたキャンペーンやプロモーションを行うことで、より効率的に情報を届けることが出来る。
■バレンタインのコミュニケーションツールとしてシェアチョコを提言
江崎グリコ 「期間限定 ポッキー改名キャンペーン」http://www.pocky.jp/products/name_cp/index.html
「コミュニケーションの祭典」になったバレンタインだから、ポッキーも分かりやすくコミュニケーションツールに生まれ変わりたい。思い切って、人と人をつなぐ言葉に商品名を改名してしまえばいいのでは?と考えられた。
いろいろな立場の人が、いろいろな感情のアングルで楽しめるよう10種をラインナップ。
ヒーロー商品であるスッキー(Sukky)は、バレンタイン前にもかかわらずInstagramですでに3,500件ほどの写真が#sukkyで自然投稿された。
(出典:電通報 http://dentsu-ho.com/articles/3678)
■誰かではなく自分に愛を伝えるキャンペーン
森永製菓「いざ、セルフバレンタイン!」
https://www.morinaga.co.jp/2016vd/
ありのままに「自分を愛でる」ひと言を投稿して、セルフバレンタインをみんなで盛り上げよう!というキャンペーン。
Twitter(ハッシュタグ「#セルフ愛2016」)やFacebookで“自分を愛でる”投稿をした人の中から、抽選で森永製菓のチョコレート詰め合わせをプレゼント。「バレンタインはチョコをあげる/もらうもの」という常識をくつがえす、ユニークな企画。
■バレンタインには「チョコレート」の常識にとらわれない
日清食品「どんばれンタイン」
http://www.donbei.jp/donvalentine/
「2月14日は全国的にも冷えのピークで、どう考えてもチョコレートよりどん兵衛の方があったまるし、男子はもらってうれしいはずだ」という独自の見解に基づいたキャンペーン。
「バレンタインに関する意識調査」として、どん兵衛に都合の良い解釈が加えられたアンケート結果を掲載した上で、最後に「あなたはチョコとどん兵衛どっちをバレンタインに贈りますか?」と迫り、どちらかを選んでTwitterに投稿するという流れ。
さらに同キャンペーンサイトでは「どんバレインタイン相関図」という、一見して意味不明な図も公開。「狂気を感じる」とSNS上でも話題を集めた。